密教と印契

 越法罪(おっぽうざい)に問われない範囲で、印契についての一考察。

 
 密教に興味がある方がいらっしゃるので、入門的かつ究極の印をひとつ。

 密印(みっちん)とされていないモノで、良く目にするのは「合掌」だ。

 「手のシワとシワを合わせて、しあわせ」とは左右の手を陰陽に見立て、印を結ぶ動作である。
 意味が解って結ぶ合掌は、物凄いエネルギーになる。

 右手がプラス端子で、左手がマイナス端子だとしよう。
 電池の両極にそれぞれの両手が触れた瞬間、頭に「ぽわっ」と豆電球が点くのをイメージしてみるといいかもしれない。

 ついでに真言を唱えると、モアベターでございますよ~♪

 
 その真言は日本語だと「ありがとう」だ。



 因みに、向かい合った他の手と印を結ぶのを「握手」と言い

 隣り合った他の手と結ぶ作業を「寄り添う」と言う。

洞の間 ~Dougyou's room

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