如来舌
モノは言い様。
美味しいかどうか聞かれた時、それは一般論を聞いているのではなく、好きか嫌いか、好みに近いのかそうでないのかを聞いていることが多い。
全国各地のちょっとずつの茶葉セットを戴いた。
早速その内の一つを先生に分けてもらったので、仏飯に使わせていただく。
当然「どうでした?!」と聞かれる。
いつも仏さんにあげたお茶を集めて、それを頂戴しているのだが、はっきりと違いが判らなかった。
「舌が馬鹿なのか、違いがわかりませんでした」と答える。
次の日、元々使っていた茶葉に戻す。
圧倒的に旨かった。
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