法流

 師僧である杜多道雄先生から、ルーツを辿っていくと、伝教大師最澄さんにたどり着く。

 勿論、更に遡れば、天台大師さんを経てお釈迦様だ。


 しかし、密教は別ルートになる。師は堀澤祖門先生で、日本のゴールが円仁さんだ。

 この意味は面白い。



 昨日「護摩木を書きたいんですけど、書いたのを見られたくないんですが、どうしたらいいですか?」

 と言う質問を受付でされた。

 「それでは、添え護摩木は書かれない方がいいです」

 と応えたのだが、真意は伝わったのだろうか?



 よくワタシはドールハウスを喩えに使う。

 台密は基本的に十八道だてで、元来はインド流の貴賓歓待&送迎法だ。


 やもすると、いい歳の頭のツルツルなおっさんが、暗闇の中で

 「コンニチハー いらっしゃいマセー! ごちそうもできてまちゅよーぉ?!」

 と、リカちゃんハウスでままごとをしているみたいなものなのだ。


 気持ちでいいのだよ。気持ちだけで。

 

洞の間 ~Dougyou's room

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